学園校友会基本理念
常翔学園校友会
会長 内山 喬之

2020年度の振り返りから
2020年度はCOVID-19 に振り回された一年でした。校友会活動は勿論のこと学校・社会・経済活動も大きく左右され、皆様方の日常生活にも多大な影響があったと推察します。2021年の年明けとともに好転への期待をしましたが、コロナ変異株の影響から爆発的な感染拡大により3度目の緊急事態宣言が発出され、また、期間の延長も繰り返されるなど一向に先行きが読めません。大阪では医療崩壊か、とまで言われる事態となり各地への広がりも収まりそうにありません。
「コロナ対策学生・生徒支援募金」には貴重な支援をありがとうございました。学園のこれ以上ないと言える取り組みや関係者皆様の支援等のおかげで、コロナ禍による経済困窮退学者を出すことなく、2020年度を乗り切れました。
学園から報告と多数の方々から多額の支援をいただいたことへのお礼がありました。
しかし、先が読めない状況下で長期間になってくると、ボディブローのような形でダメージが出てくる可能性もあります。そのような場合には、学園が提唱した「一人もコロナによる退学者を出さない取り組み」の実践が再度必要になるかもしれません。その際にはコロナ対策学生・生徒支援策について、校友会としてできる事を見極めて対応していきたいと思います。
思うように進まない感染対策ワクチン接種ですが、一日でも早く多くの一般の方々に普及し完了することを期待しています。接種後は、その効果により2019年以前の日常生活に戻ってくれることを強く望みますが、それにはまだまだ時間が必要であると思っています。
このような状況下での校友会運営は、これまでとは違う思い切った施策の取り組みによる新たな展開にて乗り切り、我が校友会の「伝統」と「絆」を継続して守らねばならないと、強く決意をしているところです。
「新たな展開」とは
現状では対面のリアルな活動は中止・延期をせざるを得ません。すでに春の大淀会ゴルフコンペは中止、理事会は初のオンラインにて開催しましたが、その他の事業をいかに組み立てていくかが重要です。理工系大学を持つ校友会の特色を生かし、若年層・女性をターゲットとした取り組みを検討していきます。
①WEBの活用を積極的に進めた事業実施の検討
◉校友会理事会のオンライン化の実現
◉従来の全国支部交歓会に代わる全校友対象事業の実現
学園・校友・支部等の情報をリモートで披露・交歓し合う参加型のイベントの実施に向けた中身
の検討を行なっています。全国の校友がリモートでも参加して良かったと言える行事内容をお示
しできれば、新たな展開として校友会の発展に寄与できるものになると思慮します。
②女性校友活動の情報提供の場を設定する
社会の流れはまさしく女性の活発な活動・活躍が大きな期待となっています。
これまで校友会の活性化に向けて女性の参加を働きかけてきましたが、校友会活動に変化をもたら
すためにも、女性に特化した事業を検討します。
③異業種交流促進のための場の設定
本来は、2020年度の取り組みの柱として予算化し進める予定でしたが、コロナ禍にて取り組め
なかったため、今年度は形態を変えることも含め引き続き検討を進めます。
学園創立100周年に向けて
コロナ禍がどのような状況になっても2022年の学園創立100周年は、刻一刻と近づいています。校友会本部では、創立100周年事業に充当すべく記念事業積立金を積み立ててきました。併せて一般会計にも今年度運用ができるよう計上し、学園・学生・生徒や校友にも役立ててもらえるような形での支援となるよう準備を進めています。
学園創立100周年募金は決して強要するものではありませんが、母校の益々の発展のため、積極的なご協力をお願いします。校友会では、学園創立100周年記念募金への積極的な協力を推し進めます。コロナ禍の影響もあり2021年3月末時点の校友による募金は人数的にも金額的にも大変少ない状況です。
募金文化へのご理解と醸成には時間がかかりますが、自身が卒業した学園、学校が発展して立派に存在し、関係者が各方面で活躍されることは誇りであり、伝統であると考えています。それを支え、維持し、躍進させることは、100周年募金を通じて行うことができる校友の行動であり、母校愛ではないでしょうか。100年目を迎え新たなスタートを切り、益々前進される常翔学園に対して、その母校を思う心で是非共お力をお貸しくださるよう重ねてお願いする次第です。
- お問い合わせ先
- 常翔学園校友会事務局まで
- 電話:06-6955-6662(受付時間 9:00AM〜5:00PM土・日・祝日を除く)
- FAX:06-6955-1412 E-mail:office@oitaa.com