全国の卒業生の皆様、明けましておめでとうございます。
年頭にあたり、大阪工業大学学園校友会会長として謹んで新年のごあいさつを申しあげます。
母校である学園は「ますます隆盛」
大学設置の規制緩和で私立大学が乱立し更に少子化の影響を受け、受験生の大学全入時代が到来、そのためどこの大学も存続を賭けた厳しい取り組みを続けています。
このような中で学園は、3大学全てが総合大学としての形態を推し進め、今では3大学で14学部39学科と大学院11研究科を設置。高校を含めた在学生も2万人を超え、卒業生も22万4千人を超え、ますます隆盛の極みにあることは誠に喜ばしい限りであります。これは、理事長に就任されて3年目を迎えられた学園校友会の会員であり名誉顧問でもある坂口理事長を中心に、各学校長をはじめ学園首脳陣の皆様が一丸となって取り組んでいるからであり、学園校友会会長として心から敬意を表する次第であります。
法人名を「常翔学園」と改称
本学園は、「信頼ときずなで結ばれた教育環境を構築し、学生・生徒の成長を第一に願い、多くの優秀な人材を世に送り出す」という理念の下、翼を広げて羽ばたこうとする若い力を伸ばしたいという思いを込め、昨年の4月に「学校法人常翔学園」と法人名を変え、高等学校名も「常翔学園高等学校」となり、高校校友会の名称も常翔学園高等学校校友会に変わりました。
また、一昨年の11月から、啓光学園と連携し高等学校と中学校を含め常翔学園グループとして教育の充実と発展を図りつつ、社会に貢献できる後輩の育成に努める体制を拡大されたことは、学園校友会としても願ってもないことであり、母校学園の躍進を衷心より期待する次第です。
学園創立90周年記念募金に協力しよう
学園は、2012年に創立90周年の節目を迎えるにあたって様々な記念事業を展開させるため、総額30億円を目標に記念募金が平成19年度からスタートしました。運営方針にも掲げていますが、学園校友会も従来の賛助金制度をトーンダウンさせ、この記念募金の趣旨に賛同しています。一人でも多く皆様のご協力を賜るよう改めてお願いする次第であります。平素から本会運営に何かとご支援・ご協力をいただいております母校学園に対し、この機会に僅かでも恩返しすべく、2億円の目標額達成に向け、この募金活動に協力支援して参りたいと考えていますので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
今年の全国支部交歓会は7月に長崎で開催
学園校友会の年間最大の行事である全国支部交歓会は、昭和42年に姫路市の塩田温泉で開催されて以来、今年で43回目を迎えます。交歓会は全国の校友が一堂に会して青雲の志を抱いた往時を偲び(しのび)、友との旧交を温め、支部毎の交流を通じて同窓の連帯感と校友会行事に参加した意義を改めて認識する大切な事業です。
一昨年は学園校友会創立50周年の節目を記念し、地元大阪のホテルで過去最高の800人規模の全国支部交歓会を盛大に開催し、昨年は島根県・鳥取県両支部のご協力を得て松江市の玉造温泉で開催されました。
今年は別頁で紹介していますが、九州8支部のご協力を得て7月に長崎県で開催いたします。奥様も交えて400人前後の規模を目指しており、楽しい交歓会となるよう、皆様のご参加をお待ちしています。
校友会の歌「さあ、手を振ろう」を大いに歌おう
学園校友会の創立50周年を記念して一昨年10月に大阪のホテルで開催された全国支部交歓会で発表された校友会の歌「さぁ、手を振ろう」は、作詞家のもず唱平氏にお願いし、学園校友会だけでなく全国どの学校を卒業された人でも自由に歌える内容にしました。さらに、英語圏の世界の多くの人にも歌っていただこうと女性歌手のMAYUMIさんによる英語版もあわせてCDに収録しています。このCDは、またたく間に全国の校友に広まり、支部総会や同窓会などでも大いに歌われています。学園校友会が作った歌を日本全国はもちろん、世界中の人々に歌っていただけるよう、今後も皆様のPRを強く要請いたします。
学園の広報活動に知恵を貸してください
昨年の4月に、大阪工業大学高等学校から常翔学園高等学校に名称変更をした機会に、新しい高校名と学園3大学のPR用ポスターを作りました。大阪府下用と府外用の2例を学園広報室で作成いただき、支部総会やその他の会合を通じて皆様の玄関や適当な場所、あるいは校友と関わりのある事業所・会社などの掲示板に張っていただくようお願いしましたが、目標枚数には到底届かず、そのためポスターによるPRは19年度をもって廃止いたしました。
しかし、大学全入時代を迎えた中で母校の学園を目指す受験生を確保するには、学校の名をもっとPRしなくてはなりません。学園でも新たに統合した常翔啓光学園中学校と高等学校が新しく女子生徒を募集(男女併学)することになったのを機に、名刺サイズのカレンダーを作成し、さまざまな場面で活用しています。本会においても支部総会などで配布するなど、学園の広報活動に協力しているところです。
例えば本会独自の施策として、学園校友会カードを作り、表面は4つの学園設置学校名を載せ、裏面には校友会の歌「さぁ、手を振ろう」の歌詞を載せてPRするなど種々検討しているところです。皆様の中でもっと良いPRの方法があればぜひ本部までご一報いただきたいと思います。
学内OB教員の実態
大学を卒業したあと母校で教鞭をとる教員の数は、有名私立大学においては全教員の半数を超えるなど大きなウエイトを占めているのに対し、母校の工大では20年前と比べてほぼ半減し、全教員数の2割程度となっています。特に工大校友会の運営の中核は各学科の同窓会組織であり、その活動の大半を学内OB教員に委ねているのが現状です。それ故に、同窓会活動を大きく継続させるためには、どうしても最終学歴の各科教室を本籍とする先生方の帰属本能に期待せざるを得なく、歴史と伝統を継承する各科のOB教員の存在は重要であります。
技術者としての才覚を学園と後輩のために転進しよう
本学園の教職員の採用は、博士号取得者を中心に全国から優秀な教員を得ていますが、どうしても公募の性格上、国公立大学や有名私立大学を卒業した者の採用が勝るようです。
昨年10月末の学園創立記念日に合わせて学園校友会は、奨学財団の解散に伴う残与基金3、400万円を学園に寄付をいたしました。そして、この寄付金を主として本学の教員を目指す大学院生を対象に使ってほしい旨、要請いたしました。その際、「過去にも幾つか前例があるが、特に本学の卒業生で社会において高度な知識と技能を習得した技術者こそ、母校の工科系教員として骨を埋める意欲を持って欲しい」との所感をお聞きしました。我と思う方は、積極的に応募していただき、本学の校友たるOB教員の立場で学園と私たちの後輩のため、本学の歴史と伝統を継続するための力となっていただくよう念願する次第であります。
在学生との交流を拡げよう
本学の高校や大学、更に大学院を卒業された後、学園校友会の支部総会などの行事に参加される方は、職域支部の一部を除いて大半は相当の年月が経過してからが常です。
これは学生たちが在学中、学園校友会とほとんど関わりを持たず、卒業式当日に「ご卒業おめでとう」の見出しの「校友タイムス新卒号」を全卒業生に配付するか、学園校友会の青年部が学園祭に出店して交流する以外何も接点がありません。このような状況の中で、若い卒業生に支部総会などに顔を出せと要請しても校友会活動に対してなかなか理解を示してもらえないでしょう。
過去、学園校友会の組織に準会員部を設け在学生との交流があった時期がありましたが、財政面やその他の理由で廃止となりました。坂口理事長が提唱されている在学生を含めた四位一体の経営理念を受け、改めて「準会員部」や「在学生部」などを設置し、学園祭への参加をはじめ活発な課外活動団体に対して支援をするなど、1年次から先輩と後輩の「絆」を固め、学園校友会の存在を知らしめる手段を目下模索しています。一朝一夕にはまいりませんが、今後学園校友会の青年部や学園当局と十分検討を重ねていきたいと考えています。
「支部活動協力還元金」を増額予算化
本部の事業推進に協力する支部に対し、平成19年度から実施している「支部活動協力還元金」について、同20年度は約150万円を予算化しました。同21年度は学園の90周年募金額や全国支部交歓会などへの参加費総額の10%を上限10万円として交付いたしますので、総額400万円を超える予算を計上する予定です。
支部活動協力還元金を大幅に増額することは、支部の活動が活性化されていることであり、それを受けて学園校友会全体が活発に活動している証左です。
学園の隆盛を期し、学園校友会がますます充実・発展を遂げるよう、全国の校友の皆様のご理解とご協力を謹んでお願い申しあげ、年頭のあいさつといたします。