全国の卒業生の皆様、明けましておめでとうございます。
年頭にあたり、大阪工業大学学園校友会会長として謹んで新年のごあいさつを申しあげます。
母校の学園は「ますます隆盛」
大学設置の規制緩和で私立大学が年々増加し、更に少子化の影響を受けて受験生の大学全入時代を迎え、そのため国公私立を問わず、大学の存続を賭けた厳しい取り組みを続けています。
このような中で学園は、3大学全てが総合大学としての形態を推し進め、学生生徒数もグループの常翔啓光学園を併せて21、600人を超える全国でも屈指の大規模学園に成長し、社会からの期待もますます大きくなって参りました。平成21年度の学園の入学定員4、974人に対し入学者は5、352人となり、多くの大学や高校が定員割れとなっていますが、本学では充足率が108%にもなり、各学校の入学志願者数が例年増加しつつあることは誠に喜ばしい限りであります。
これも本学の卒業生で学園校友会の名誉顧問である坂口正雄理事長を中心に、各学校長をはじめ学園関係者の皆様が一丸となって学園の隆盛を期して取り組んでいるからであり、学園校友会会長として年頭にあたり心から敬意を表する次第であります。
全入時代に対応するため大学の編成内容はこう変わる
大学を取り巻く社会環境が年々厳しさを増す中、少子化による大学全入時代に対応するため、各大学では学部や学科の改編が行われ、今年の4月から実施されます。
大阪工業大学では、技術マネジメント学科と生体医工学科の学生募集を停止し、新たにロボット工学科と生命工学科が新設されます。今春には3学部15学科と3つの大学院研究科を擁することとなります。
特に学生諸君の実力は大きく向上し、昨年の春、経済産業省主催の「社会人基礎力育成グランプリ2009決勝大会」で工大の学生チームが大賞を受賞しました。
摂南大学では、都市環境システム工学科とマネジメントシステム工学科の学生募集を停止。工学部を理工学部に改組し、新たに生命科学科、住環境デザイン学科、都市環境工学科が新設されます。経営情報学部は経営学部に名称変更し、新たに経済学部が設置されます。改組後は、6学部12学科5大学院研究科を擁した総合大学に生まれ変わります。
また、法学部で2人目の司法試験合格者を輩出されたことは大変喜ばしいことであります。
広島国際大学は、平成10年に開設されて12年目を迎えますが、今では6学部14学科4大学院研究科が設置されています。特に薬剤師国家試験の合格率は摂大の薬学部と同様、全国で常にトップ争いの常連校となっていることは喜ばしい限りであります。
高校の名称を変えた成果が現れる
女子生徒が大幅に増加
ご承知のとおり、一昨年の4月に学校法人の名称が「常翔学園」となりました。同時に高等学校の校名も「常翔学園高等学校」と改称し2年経過しましたが、平成21年度の生徒総数1、841人のうち女子学生は418人と実に23%の在籍率となったことを見ても、大きな成果が現れたと言えます。更にこれまで5コースであった編成が昨年度から総合コースを廃止し、特進コースと薬学・医療系進学コースに新たに文理進学コースと難関国立大学の合格を目指すスーパーコースの2コースが加わり4コース制としました。また、進学を重視する教育方針に変更したことにより、週6日・3学期制へ移行しました。
このほか、より質の高い中等教育を求める社会や地域のニーズに応えるため、来年度から中学校を併設することが決まっており、そのため現在高層の校舎の増改築が進み今年中に完成する見込みであります。
学園創立90周年記念募金に協力しよう
学園は2012年に創立90周年を迎えるにあたり、在学生諸君のより良い学習環境を築くため大幅な奨学金の給付等、福利厚生事業に力を注ぐための寄付金を募っています。学園校友会としても平成20年度から運営方針として採りあげていますが、現在延べ944人の校友から4、400万円を超えるご協力を賜りましたことを、本部の会長として謹んでお礼申しあげます。
ところが18万人を超える卒業生の組織として、ご協力いただいた方が2年間で1千人にも満たないことは誠に遺憾であります。正会員制度の廃止で卒業生の会費納付収入がなくなり、それに対して学園から何かとご支援・ご協力をいただいております現状から、近年本会の運営方針の太い柱として「学園の募金事業に協力しよう」と大きく掲げているところです。そのため、昨年に長崎で開催した全国支部交歓会の席上、参加者にご協力賜った募金箱も、ささやかな実践の証しです。その後も各支部の会合で募金箱を回し、ご協力を賜っています。どの様な形でも結構です。全国の校友の皆様の絶大なるご協力を切にお願いいたします。
また支部に対する協力還元金も、昨年度から5%アップし、個人による募金協力額の15%を上限10万円として支部へ援助するよう改めました。何卒継続してのご協力を重ねてお願い申しあげます。
文化祭や大学祭に参加
現役の皆様と交流を図る
平成21年度の運営方針に「在学生との交流をはじめ、クラス会や各種団体・組織との関わりを深めるため、登録制度を設け連携を強める」を掲げ、これらを実践するため、昨年初めて高校の文化祭や大学の城北祭に参加いたしました。城北祭の冒頭、学園校友会の会長が中庭の舞台であいさつをしたのも随分久しいことです。学生生徒諸君をはじめ後援会の皆様に学園校友会の存在を認識していただくよう、本部の役員全員が学園校友会の名前の入ったハッピを着て会場内を見学して回り、後輩諸君や後援会の皆様との「絆」を深めました。また、課外活動等で優秀な成績を収め、学校長から推薦があった個人または団体に対し、些少ではありますが学園校友会が奨励金を支出することも決定いたしました。
更に今年はOBの各組織や団体から了承をいただければ交流を持ち、学園校友会の活動の枠を拡げていきたいと思っています。
今年の全国支部交歓会は7月に三重県の鳥羽市で開催
学園校友会の最大行事である全国支部交歓会は、昨年、九州各支部の皆様のご協力により、長崎県のハウステンボスで総勢383人の参加を得て開催され、奥様も29人ご参加いただき実りある交歓会となりました。
今年は別ページでご案内のとおり、東海3支部のお世話で「海百景」で名高い「鳥羽シーサイドホテル」で7月3日(土)に開催の予定です。
交歓会は、久しく会わなかった友や、全く関わりの無かった友が一堂に会し、盃を酌み交わしながら話し合ったり、二次会でカラオケに興じたりするだけで、参加者にとってはそれぞれ素晴らしい思い出をつくることができる大きなイベントです。今年も本部で参加費に対して大幅な援助をする見込みで、更に参加費の15%を来年の支部活動協力還元金として支部に交付いたします。
校友会の歌「さぁ、手を振ろう」を大いに歌って拡げよう
校友会の歌「さぁ、手を振ろう」は、学園校友会の創立50周年を記念して平成19年に大阪のホテルで開催された全国支部交歓会において作詞者のもず唱平氏により初披露され、800人近い参加者全員で大合唱しました。その後、各支部や学校別校友会の総会をはじめその他の会合で歌われていることは、企画立案者の一人として感慨深いものがあります。この歌は歌詞のなかに地域や学校名をあえて入れず、全国どの学校を卒業した人でも自由に歌えるように作っていただきました。そのため本学園の卒業生以外の多くの人もカラオケ等で歌われています。学園校友会が作った歌が全国各地で歌われることは実に素晴らしいことです。皆様の更なるご協力で普及に努めていただきますようお願い申しあげます。
姉妹校の常翔啓光学園と一体運営
学校法人啓光学園は平成19年の秋、常翔学園グループの一員となり、法人名称を「常翔啓光学園」に名称変更し、校名も一昨年の4月に常翔啓光学園中学校及び同高等学校に変え、男子校を男女併学校に改め、常翔学園グループ全体で3大学、2高校、中学校の一貫教育体制が整い3年目を迎えます。
特にグループ両高校のラグビー部は長年ライバル関係にあり、互いに切磋琢磨してきた仲間同士、今後一層の活躍が期待されます。
最後に
恒例の新年のごあいさつを申しあげました。会長以下本部の役員をはじめ事務局一同は皆様のご期待に応えるべく今年も頑張りますので、何とぞよろしくお願い申しあげます。